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Sigh

Interview

Sigh Entretien avec Mirai (2015)
SIGH... S'il y a bien un groupe dont le nom revient fréquemment dans la bouche de l'Occidental à qui on a demandé de citer un groupe de metal japonais, c'est bien SIGH. Le groupe, porté par Miraï depuis 1990 fait une musique plus large que le black metal désormais, mais il ne faut pas oublier qu'il a été un précurseur, l'un des premiers à jouer du BM au Japon, mais aussi dans le monde. Scorn Defeat est sorti en 1993 sur le label Deathlike Silence, fondé par Euronymous.

Le Japon a ainsi commencé son entrée dans le black en fanfare mais finalement ce sera l'un des seuls groupes à être reconnu dans le monde entier, et encore, ce sera plus pour les albums qui suivront et proposeront une musique unique, qualifiée de black metal avant-gardiste par beaucoup, mais qui a gagné sa dénomination de "Sigh Metal"...

Au moment où j'écris ces lignes le groupe est sur le point de sortir un nouvel album, qui réserve encore des surprises et surtout de nombreuses participations d'invités venus de divers horizons comme des membres de TRIVIUM, SHINING, ROTTING CHRIST, DRAGONFORCE ou THE MEADS OF ASPHODEL... Mais si j'ai tenu à contacter Miraï, ce n'est pas seulement pour nous parler de ce nouvel album pour lequel on pourra lire les réponses aux questions habituelles partout ailleurs. Je voulais plutôt qu'il nous parle de l'histoire ou plutôt à l'Histoire de SIGH et du black metal japonais, au Japon et à l'étranger.


インタビュー回答送ります。一部日本語が難しいところがあるかもしれませんが、わからないところは聞いてください。私も一応フランス語わかりますので。 You Oshimaは今アルバムのミキシングが非常に忙しいので、それが終わる3月頭くらいにインタビュー送ってもらえますでしょうか。よろしくお願いします。

1.1990年からSighが頑張っています。1993年にScorn Defeatをリリースして世界的なキャリアを始めました。まだ全然知られていないジャンル、Black Metalをどうやって知りましたか?あのころはインターネットもなかったでしょう!

 当時アンダーグラウンドの世界では、テープトレードのネットワークが存在し、それによって世界中のメタルファンがつながっていました。今のインターネット程ではないにしても、非常に強力なネットワークでした。私もテープトレードに参加していたので、それを通じて世界中の非常にマイナーなバンドのデモテープやライヴテープを入手していました。なのでインターネットが無くても、私は常にアンダーグラウンドメタルの最先端の情報を入手することができたのです。 ただし、Sighを始めるにあたって、ブラックメタルというジャンルは特に意識はしていた訳ではありませんでした。1990年代に入り、アンダーグラウンドメタルの世界がデスメタルやグラインドコア一色になるにつれ、何となくこれは自分の好きな音楽とは違うという感触が強くなってきました。自分は80年代のEvilなスラッシュメタルを聴いて育ってきたので、何となく90年代初めのデスメタルやグラインドコアの世界観になじめなかったというか。だけど、当時は周りにスラッシュメタルなんて聞いている人間なんていないわけですよ。VenomやCeltic Frost、Bathoryなんて時代遅れ。80年代スラッシュのLPなんて、皆100円で投げ売りされていた時代です。おかげでたくさんのアルバムを安値で買うことができましたが。そんな中Sighは、1992年に"Requiem for Fools"という非常にスラッシュメタル色の強いEPをアメリカのWild Rags Recordsからリリースし、今度はそれを使ってアルバムのディールをとろうと、世界中のレコードレーベルにそのEPを送っていました。ところが誰も興味を持ってくれない訳ですよ。誰もスラッシュメタルになんて興味がないのですから。唯一面白がってくれたのがMayhemのEuronymousでした。彼と話をしてみると、何とノルウェーにもまったく同じように、80年代のスラッシュメタルを再評価する動きが出てきているということでとても驚きました。当時スラッシュメタルというものが、どれほど無視され、時代遅れだとバカにされていたか、今となっては想像するのは難しいかもしれません。Sighにとってはブラックメタルをやるというよりも、当時流行りのデスメタル・グラインドコアではなく、80年代のスラッシュメタルをやるという気持ちでした。それがちょうどノルウェーのブラックメタルシーンの精神と一致した部分があったのです。

2.ほとんど毎回アルバムをリリースすると雑誌などで評価が高い。どこでも愛されている音楽を作っています。プレッシャーですね。日本のメタル、そして世界のメタルを変えたことに気づいていますか?どんな気分でしょうか?
 いや、Sighがやっているのはどこでも愛される音楽ではないですよ。間違いなく聴いた人の半数以上は気に入らないはず。我々がやっているのはエクストリーム・ミュージックであり、もしそれが皆に愛されるのであれば、それはもはやエクストリームでも何でもないと思っています。しかし、エクストリームだと言っても、ただめちゃくちゃなことをやって、「ほら、エクストリームでしょ?」というのとは違う、きちんとした裏打ちがある作品を作ろうとは心がけています。
仮にSighのスタイルが気に入らなくても、我々の音楽はそう簡単に作れるようなものではないことは認識してもらえると思っています。日本のメタル界については、日本のメタルバンドでも、自力でワールドワイドなシーンにおいてきちんとアルバムをリリースし、ツアーやフェスティヴァルに出演することが可能だということを示したのは意味があったと思います。それまでは日本のメタルシーンというのは、クソみたいな商業雑誌に情報操作されていたわけですが、そんな連中に頭を下げる必要なんてまったく無いということを我々が身を持って証明したわけですからね。世界のメタルについてはよくわかりません。なかなか自分たちの評価を客観的に見るのは難しいですし。ただ、少々哲学的、反実在論(anti-realism)的に言えば、Sighというバンドが世界のメタルシーンにおいて"存在"するようになったことについては良かったと思っています。海外の雑誌の海外のバンドのレビューにおいて、"They sound like Sigh."というような表現が使われたり、それがどういう意味なのかが理解されるいうことは、とりあえずSighというバンドの存在は認識されたのでしょう。

3. ちょうど10年前にGallows Galleryがリリースされました。正直言って、私は一番すきではないSighのアルバムです。あの時Candlelight・Recordsも不満があったうわさを聞きました。 a.本当ですか? b.そして次の2枚のアルバムはThe EndでリリースされましたのにまたCandlelightに戻りました。仲直りしたということ?

いえ、あのアルバムはアメリカのBaphomet Recordsとの契約でリリースされたもので、Candlelight Recordsはライセンス盤を出しただけです。なのでCandlelight Recordsとはあの時は契約をしていません。 "Gallows Gallery"は元々Century Media Recordsからリリースされる予定でした。ところが"Gallows Gallery"が、あまりにも彼らのイメージするブラックメタルとはかけ離れていたため、リリースできないということになり、結局友人であるNecrophagiaのKilljoyがやっていたBaphomet Recordsから出すことになりました。そのヨーロッパ盤がCandlelight Records盤だったのです。

4. DrMikannibalがメンバーになってから彼女は目立ちますね!Miraiさんは・・・やきもちでもやいてないですか ? 笑

重要なのは、彼女がロクに楽器も弾けないEye Candyのような存在ではないということですよ。彼女はサックスも吹けて歌も歌えるしGrowlもできる。そんな女性なかなかいないでしょう。

5. The Meads of AsphodelのMetatron様と仲がよさそうですね。他に一緒にコラボしてみたいミュージシャンいますか?

 以前イギリスツアーをしたときに、手違いでロンドンのホテルが手配できておらず、あやうく寒空の下、一晩野宿かというシチュエーションになりかけたのですが、その時にMetatronが迎えに来てくれて命拾いしたことがあり、それ以来彼には頭が上がりません。 コラボレーションは、真剣に音楽をやっている人たちとなら、誰とでもやりますよ。

6. KadenzzaのYou Oshima様は新メンバーになりました。凄いテクニシャンの彼はSighにぴったりですね。オーディションがありましたか?昔からの知り合いですか?

実は今回Sighに誘うまで、彼とは知り合いではなかったんですよ。もちろんKadenzzaのことは知っていましたが。 2013年の後半くらいから、ニューアルバム"Graveward"のレコーディングを少しずつ始めていたのですが、前のギタリストが送ってくるファイルのクオリティの低さにさすがに腹が立ち、アルバムの制作意欲すら無くしかかりました。何しろロクにチューニングもあっておらず、それを指摘してもよく理解できないような有様でした。それでもその時は、20年以上も一緒にやってきたメンバーですし、いきなりギタリストをチェンジするというのもリスクがありますから、ギタープレイの面で多少なりとも手助けしてくれる人がいないか色々と考えてみました。ただ、Sighのスタイルというのは独特ですし、そのスタイルを理解して、かつ人間的にもうまくやれそうな人物というのは簡単には思いつかなかったのですが、ふとKadenzzaのことを思い出しました。ただ、Kadenzzaというか、You Oshimaに関する情報というのはもう10年くらい耳にしたことがなく、もう音楽の世界からは引退してしまっている可能性もあったのですが、とりあえずはダメ元でインターネット上に残っていた彼のホームページからメールをしてみました。すると意外なことに、すぐにポジティヴな返事が来たのです。そこでわかったことなのですが、彼はKadenzzaの2ndアルバムをリリース後、癌を患ったり、またその後彼の家が福島の原子力発電所から35kmしか離れていないこともあり、例の事故で避難生活を余儀なくされていたりと、とても音楽どころではない状況だったようです。幸いなことに現在は癌も完治し、家も元に戻っているとのことで、ちょうど良いきっかけなので音楽活動を再開しようという気になってくれたとのことでした。それで試しにニューアルバムの曲を何曲か録って送ってもらったところ、前のギタリストとは比較にならない出来な訳ですよ。ギターのテクニックはもちろんなのですが、音楽に対する姿勢であるとか人間性、すべてにおいて前のギタリストよりも遥かに秀でているので、これはもうヘルプではなくてパーマネントなメンバーとして加入してもらおうという結論になりました。現在彼はニューアルバムのミキシングを手掛けています。今年の夏までにはCandlelight Recordsからニューアルバムがリリースされると思いますが、それを聞いてもらえれば、過去のアルバムとの違いは歴然としていると思います。

7. 今のジャパン・シーンに興味がありますか?

メタルのシーンということであれば、まったくありません。面白い音楽をやっているバンドがいれば、個別に興味をひかれるだけで、シーンみたいな考え方は好きではありません。シーンを形成するほど日本に面白いバンドがたくさんいるとも思いませんし。

8. Sighはブラックメタルから離れたけど、メンバーたちは今でもブラックメタルを聞いたりしますか?どんな音楽を聴きますか?

 いや、実は90年代以降のブラックメタルというのは殆ど聴きません。これは最近聴かなくなったということではなくて、元々です。メタルに関しては、聴くのはもっぱら自分たちが10代だった頃の作品、つまり1980年代のヘヴィメタル、スラッシュメタルばかりです。もちろん今でもメタル関連の新作はできる限りチェックするようにしていますが、残念ながら子供の頃に感じたような興奮がよみがえることは殆どありません。これは自分が年をとったからなのか、それとも発表される作品の方に問題があるのかはよくわかりませんが。 それから最近は、あと人生でどれだけの音楽を聴けるかわからないというのもあり、なるべく未知の作品に手を出すようにしています。60年代、70年代のフランスのフリージャズ作品を聴くことも多いですよ。Francois Tusques、Michelle Doneda、Cohelmec Ensemble、Colette Magnyとか。もしかするとこういったアーティストたちはフランスでも一般には知られていないのかもしれませんが。

9. 台湾のバンド、Chthonicは自国でも大人気で凄く話題になっています。メディア(テレビなど)でもよく紹介されます。Sighは負けないぐらい評価が高いし、ショーも素晴らしいのに、なぜ日本のメディアにでてこないのでしょうか?

残念ながら私の父親は政治家でも金持ちでもないからです。

10. 最近Facebookに懐かしい写真をたくさん載せています。懐かしいですか?昔の自分と今の自分はどう違いますか?

懐かしいという感覚はないです。時間が経つのがあまりに早く、20年前の出来事も、ついこの間のような感じがします。もちろんあの頃に比べたら、音楽や芸術、その他あらゆることに関する知識も増えたとは思いますが、人間としての根本的な部分は何も変わっていないと思いますよ。

11. これからの夢はなんですか?
 特にないです。子供の頃、あるいはバンドを結成した頃に持っていた夢はすべてかなってしまったので。子供の頃は、いつか自分もスラッシュメタルバンドをやって、アメリカやヨーロッパをツアーしたいと夢見ていました。この夢をかなえようというのではなく、実現しえない夢としてですけど。当時海外をツアーしている日本のエクストリームメタルバンドなんていませんでしたし、ワールドワイドにアルバムを出しているバンドすらいませんでした。Sighを結成した時も、せいぜい7"EPくらいでもリリースできればいいな、くらいの目標しかありませんでした。こんなにたくさんのアルバムをリリースしたり、ましてやヨーロッパのフェスティヴァルに出演して、何千人、何万人というお客さんの前で演奏するなんて、そもそも夢としても考えたことなかったですから。なのでいつSighを解散、引退しても構わないと思っています。過去の作品以上のものが作れるという自信と、その作品を作る資金を提供し、リリース、ディストリビュートしてくれるきちんとしたレーベルがいる以上は活動を続けようとは思っていますが、どちらかが欠けた時点で終わりにするつもりです。自分が納得できる作品が作れて、かつそれを望んでくれるファンが一定数いるのでなければ、作品を発表する意味なんてありませんからね。何しろもうこの世界には、一生かかっても聴ききれないくらい素晴らしい音楽が存在しているのですから。

1 COMMENTAIRE(S)

Sagamore citer
Sagamore
24/02/2024 16:35
Je relis avec délice ce beau dossier, et j'étais totalement passé à côté de la pique de Miraï adressé à Chthonic haha. Incroyable.

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Sigh
Black / Avant-Garde / Vintage - 1990 - Japon
  

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